2023年 第8週
～新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ、感染性胃腸炎〜

2023年 第8週 (2023.2.20 ～ 2023.2.26)

【定点把握対象疾患】
　警報・注意報はありません。

～今週のコメント～
【新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ】
　県内の第8週の新型コロナウイルス感染症患者数は2,683名と8週連続で減少しています。
インフルエンザ患者数は全国的に6週をピークに2週連続で減少していますが，県内では，416名とほぼ横ばいで推移しています。
また，石巻，気仙沼管内で増加しているため今後も注意が必要です。
　新型コロナウイルス感染症，インフルエンザともに基本的な感染対策が有効ですので，引き続き感染予防の徹底に努めてください。

【感染性胃腸炎】
　県内の定点医療機関からの患者報告数は前週の491名から412名に減少しています。
しかし仙南，塩釜管内で増加していることから今後も注意が必要です。
　宮城県保健環境センターに搬入された感染性胃腸炎の検体からはノロウイルスが検出されていることから，感染者の便や吐物の処理には次亜塩素酸ナトリウム溶液（薄めた塩素系漂白剤）を使用し，調理・食事前の手洗いなど，日常生活での予防対策を徹底してください。

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和05年03月02日更新)