2022年 第48週～インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症〜

2022年・第48週(2022.11.28 ～ 2022.12.4)

【定点把握対象疾患】
　　警報・注意報の発令はありません。

～今週のコメント～
【インフルエンザ】
　県内では第42週から連続して患者が報告されています。
集団発生の確認など流行の兆しはみられませんが，第48週時点での累計報告数は103例で，昨年の累計報告数13例を超えています。
また，今週は仙台管内でインフルエンザによる入院報告が1例ありました。
過去2年間流行はありませんでしたが，全国的にも増加傾向にあり，今年は流行が予想されるため，今後注意が必要です。
本格的な流行を迎える前にワクチンの接種を検討しましょう。

【新型コロナウイルス感染症】
　県内の最近の動向を1週間あたりの推移でみると第47週23,513名，第48週22,985名となり横ばいで推移しています。
12月6日までの情報をもとにした直近1週間の人口10万人当たりの新型コロナウイルス感染者数の推移は，宮城が全国で最多の1,007人となりました。
県内では，「みやぎ医療ひっ迫危機宣言」が発令中ですので，医療機関の負荷軽減と感染抑制のためのご協力をお願いします。
宣言内容の詳細については，下記URLをご参照ください。
>>詳細はこちら

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和04年12月8日更新)