2023年04月21日

2023年 第15週 (2023.4.10 ~ 2023.4.16)

【定点把握対象疾患】
 警報・注意報はありません。

~今週のコメント~
【新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ】
 県内の第15週の新型コロナウイルス感染症患者数は1,033名と先週から微増しています。
一方で、インフルエンザ患者数は前週の434名から342名へ減少しています。
患者報告数は発生のない気仙沼を除く全ての管内で減少しています。
新年度が本格的に始まり、歓迎会等で会食の機会も増加することから、今後も動向に注意し基本的な感染対策の徹底に努めてください。

【感染性胃腸炎】
 県内の定点医療機関からの患者報告数は前週の209名から191名となり、5週連続で減少しています。
感染性胃腸炎は嘔吐、下痢などを主な症状とする感染症です。
冬期はノロウイルスを原因とする事例が多いですが、今後気候が温かくなると、ウイルスだけでなく細菌を原因とする事例も発生することが懸念されるため、引き続き感染対策の徹底に努めてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和05年04月20日更新)