2023年 第13週
～新型コロナウイルス感染症・
インフルエンザ、感染性胃腸炎〜

2023年 第13週 (2023.3.27 ～ 2023.4.2)

【定点把握対象疾患】
［ インフルエンザ ］
　仙南管内で注意報レベルを超えました。

～今週のコメント～
【新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ】
　県内の第13週の新型コロナウイルス感染症患者数は978名と13週連続で減少しています。
一方で、インフルエンザ患者数は前週の499名から585名へ2週連続で増加しています。
患者報告数は大崎を除く全ての管内で増加し、特に仙南管内では定点当たり患者報告数が注意報レベルの10を超えています。
異動や進学等で人の動きが活発になり感染機会の増加が懸念されるため、今後の動向に注意し基本的な感染対策の徹底に努めてください。

【感染性胃腸炎】
　県内の定点医療機関からの患者報告数は前週の308名から287名となり、3週連続で減少しています。
集団感染事例からはノロウイルスが検出されており、同ウイルスは感染力が強く、感染経路も汚染した手指や食品など様々なので、調理・食事前の手洗いなどの基本的な対策を徹底してください。
また、アルコール消毒が効きにくいため、消毒する際は次亜塩素酸ナトリウム溶液（薄めた塩素系漂白剤）を使用してください。

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和05年04月06日更新)