2016年11月28日

平成28年・46週(11月14日~11月20日)

~定点把握対象疾患~
[感染性胃腸炎]
仙南、石巻管内で警報継続中
大崎、栗原、登米、仙台管内で警報値を超えた
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
石巻管内で警報継続中
仙南管内で警報値を超えた

~今週のコメント~
【感染性胃腸炎】
今週、県内全体での患者定点報告数が30人を超え、また、新たに大崎、栗原、登米管内でも警報値を超えるなど、先週に引き続き患者が急増しています。
また、保育園や幼稚園、小学校での集団発生事例のも報告数もさらに増えています。患者数の増加が急激であることから、今シーズンは大流行が予想されます。
特に冬季の胃腸炎の主な原因となるノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎では、患者からの二次感染や食中毒などが起こりやすくなることから、調理などの際には、注意が必要となります。
また、県では11月17日に「感染性胃腸炎警報の発令について」(注意喚起)を行いました。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成28年11月25日更新)