2023年 第7週
～新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ、感染性胃腸炎〜

2023年 第7週 (2023.2.13 ～ 2023.2.19)

【定点把握対象疾患】
［ インフルエンザ ］
　仙南管内で注意報レベルを継続中です。

～今週のコメント～
【新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ】
　県内の第7週の新型コロナウイルス感染症患者数は3,174名と7週連続で減少しています。
一方で，インフルエンザ患者数は415名とやや増加し，仙南管内で注意報レベルが継続しています。
　県は2月9日にインフルエンザ注意報を発令し，注意喚起を行っています。新型コロナウイルス感染症，インフルエンザともに基本的な感染対策が有効なので，引き続き感染予防の徹底に努めてください。

【感染性胃腸炎】
　県内の定点医療機関からの患者報告数は前週の629名から491名に減少しています。
しかし塩釜，石巻管内でわずかに増加していることから今後も注意が必要です。
　宮城県保健環境センター及び仙台市衛生研究所に搬入された感染性胃腸炎の検体からはノロウイルスが検出されていることから，感染者の便や吐物の処理には次亜塩素酸ナトリウム溶液（薄めた塩素系漂白剤）を使用し，調理・食事前の手洗いなど，日常生活での予防対策を徹底してください。

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和05年02月24日更新)