2023年 第9週
～新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ、感染性胃腸炎〜

2023年 第9週 (2023.2.27 ～ 2023.3.5)

【定点把握対象疾患】
　警報・注意報はありません。

～今週のコメント～
【新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ】
　県内の第9週の新型コロナウイルス感染症患者数は1,810名と9週連続で減少しています。
インフルエンザ患者数は全国的に6週をピークに3週連続で減少し，県内でも前週の416名から379名へ減少しています。
しかしながら，気仙沼管内で患者数の増加が続いており今後も注意が必要です。
　新型コロナウイルス感染症，インフルエンザともに基本的な感染対策が有効ですので，引き続き感染予防の徹底に努めてください。

【感染性胃腸炎】
　県内の定点医療機関からの患者報告数は前週の412名から519名へ再び増加に転じ，気仙沼を除く全ての管内で増加していることから今後も注意が必要です。
　前週までに宮城県保健環境センターへ搬入された感染性胃腸炎の検体からはノロウイルスが検出されていることから，感染者の便や吐物の処理には次亜塩素酸ナトリウム溶液（薄めた塩素系漂白剤）を使用し，調理・食事前の手洗いなど，日常生活での予防対策を徹底してください。

【宮城県保健環境センター（宮城県結核・感染症情報センター）より参照】
（令和05年03月09日更新)