2016年11月07日

平成28年・43週(10月24日~10月30日)

~定点把握対象疾患〜
 [手足口病] 仙南管内で警報継続中
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎] 石巻管内で警報継続中
 [水痘] 栗原管内で注意報値を超えた
 [流行性耳下腺炎] 気仙沼管内で注意報値を超えた

~今週のコメント~
【腸管出血性大腸菌感染症】
 ベロ毒素と呼ばれる毒素を持つ大腸菌によって引き起こされる感染症です。
通常は腹痛、下痢、血便などの症状を引き起こしますが、小児や高齢者など抵抗力の落ちている人では、重症化して命にかかわることもあります。
 県内では今週7例の報告があり、依然として患者の発生が続いていることから、今後も注意が必要です。
 加熱不十分な食肉や、ヒトーヒト間の感染が多くみられますので、食肉の調理の際には中心部まで十分加熱することや手洗いの励行など
の一般的な予防対策を励行するよう心がけましょう。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成28年11月4日更新)