2017年06月16日

平成29年・23週(6月5日~6月11日)

【定点把握対象疾患】
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
仙南、石巻管内で警報継続中

【レジオネラ症】
 咽頭結膜熱は、発熱、咽頭炎、眼症状を主とする小児の急性ウイルス性感染症で、アデノウイルスが原因とされます。
県内では、仙台・塩釜管内で定点当たりの患者報告数が例年より多くなっています。
例年、6月頃から徐々に流行し始め、7~8月にピークに達する傾向がありますので、今後の動向に注意が必要です。
 季節的に、プールでの接触やタオルの共用により感染が拡大することもあるため、一般的に「プール熱」とも言われます。
プールを介しての流行に対しては、プールの塩素濃度を適正に維持管理することが大切となります。
日頃から流水と石鹸による手洗い、うがいを行い、感染予防に努めましょう。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年6月15日更新)