2019年06月07日

令和元年・第22週(2019.5.27~ 2019.6.2)

【定点把握対象疾患】
[ 水痘 ]
 気仙沼管内で警報レベルを継続中です。
 大崎,石巻管内で注意報レベルを継続中です。
 仙台管内で注意報レベルを超えました。

[ 伝染性紅斑 ]
 石巻,気仙沼管内で警報レベルを継続中です。

[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ]
 仙南,石巻管内で警報レベルを継続中です。

~今週のコメント~
【つつが虫病】
 県内では今週2例の報告がありました。
つつが虫病リケッチアを保有するツツガムシ(ダニの一種)に刺されることにより感染するため,野外活動の 盛んになる春と秋に報告が多く,昨年も9例の患者が報告されています。
潜伏期間は1~2週間程度で,38℃以上の高熱,全身倦怠,頭痛や筋肉痛に 加え発疹の出現が特徴です。
抗菌剤が有効ですが,治療の時期を逸すると重篤になり致死率が高くなります。
ツツガムシは草地に生息していることから,草刈りや山菜採り,レジャー等の際には注意が必要です。
虫に刺されたような刺し口がみられ,上記の症状が出た際には早期に受診して下さい。  
県内で水痘の患者が増加しています。水痘は,いわゆる「みずぼうそう」のことで,水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。
今週,県内全域で注意報開始基準値の1を超えたことから,県では注意喚起を行いました。
特に気仙沼管内では警報レベルの2を超えています。
今後の流行に十分注意し,予防対策に努めてください。

【水痘】
 県内で水痘の患者が増加しています。
水痘は,いわゆる「みずぼうそう」のことで,水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。
今週,県内全域で注意報開始基準値の1を超えたことから,県では注意喚起を行いました。
特に気仙沼管内では警報レベルの2を超え ています。
今後の流行に十分注意し,予防対策に努めてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(令和元年6月6日更新)