2017年01月27日

平成29年・3週(1月16日~1月22日)

~定点把握対象疾患~
 [インフルエンザ]
 仙南、大崎、登米、石巻、気仙沼管内で警報値を超えた
仙台管内で注意報継続中 塩釜、栗原管内で注意報値を超えた

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
仙南管内で警報値を超えた


~今週のコメント~
【インフルエンザ】
 県では本日インフルエンザ警報を発令し、注意喚起を行いました。
仙南、大崎、登米、石巻、気仙沼管内で定点当たり患者報告数が警報値を超え、塩釜、栗原管内でも注意報値を超えました。仙台管内でも注意報を継続中で、県内全体での患者報告数は先週と比較して2倍以上に急増しており、本格的な流行期に入ったものと考えられます。
年齢別では、5歳から14歳の患者が全体の55%を占めており、県内の 小中学校でも80校以上で感染拡大防止のため学級閉鎖や学年閉鎖の措置がとられています。
急な発熱、悪寒などインフルエンザ感染が疑われる症状がある場合は、早期に医療機関を受診しましょう。うがいや手洗いの励行、マスク の着用、加湿器の使用や、不要不急の外出や人込みを避けるなど、 積極的な予防対策が重要です。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年1月26日更新)