2017年09月29日

平成29年・38週(9月18日~9月24日)

【定点把握対象疾患】
 [手足口病]
仙南、塩釜、大崎、栗原、登米、石巻、気仙沼、
仙台管内で警報継続中

~今週のコメント~
【インフルエンザ】
第36週から一部の保健所管内で、流行開始の目安である定点当たりの患者数1.0を超えました。
仙台医療センターウイルスセンターでも、件数は少ないものの第33週頃からインフルエンザウイルスが分離されています。
咳やくしゃみなどが出る場合は、マスクをするなどの咳エチケットを徹底し、今後の流行に備えてください。

【結核】
毎年9月24日~30日は「結核予防週間」です。
過去の病気と思われがちですが、現在でも、国内で、毎年、約1万8000人の患者が発生しています。
全数把握対象疾患の中で報告数が最も多く、昨年の県内での届出数は424件でした。
結核感染の初期症状は、咳、痰、発熱で、風邪と似ていますが、痰の絡む咳や、微熱・身体のだるさが2週間以上続いているなどの症状は、要注意です。早めに医療機関を受診しましょう。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年9月28日更新)