2017年12月22日

平成29年・50週(12月11日~12月17日)

【定点把握対象疾患】
[手足口病]
石巻管内で警報継続中
[ インフルエンザ]
仙南管内で注意報値を超えた
[ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
仙南管内で警報値を超えた
石巻管内で警報継続中

~今週のコメント~
【インフルエンザ】
県内の定点からの患者報告数は7週連続で増加しています。今週、仙南管内で注意報値を超えました。
例年、シーズン初めにはインフルエンザA型が流行しますが、今年は患者からB型が多く検出されています。
今後さらに流行が拡大する可能性がありますので、帰宅時のうがい・手洗いの徹底、マスクの着用で咳エチケットを行うなど、引き続き感染予防に努めてください。

【感染性胃腸炎】
例年、冬季にはノロウイルスに起因する感染性胃腸炎が流行します。
塩釜管内の感染性胃腸炎患者から、ノロウイルスのほか、サポウイルスが検出されています。
サポウイルスもノロウイルス同様に下痢、嘔吐などの症状を引き起こします。
患者の吐物等の次亜塩素酸による消毒(家庭では、塩素系漂白剤が有効です。)、調理・食事の前の手洗いの徹底など、感染予防に努めてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年12月21日更新)