2017年08月25日

平成29年・33週(8月14日~8月20日)

【定点把握対象疾患】
[手足口病]
塩釜、栗原管内で警報値を超えた
仙南、大崎、登米、石巻、気仙沼、仙台管内で警報継続中
[ヘルパンギーナ]
登米管内で警報継続中


~今週のコメント~
【腸管出血性大腸菌感染症】
 ベロ毒素を産生する大腸菌による感染症で、O157、O26などが代表的ですが、その他にも多くの血清型があり、県内でも様々な型が報告されています。県内では今週8例の患者報告がありました。
主な症状は腹痛、下痢ですが、重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こし死亡する例もあります。
加熱不足の食肉の他、洗浄が不十分な野菜等の摂取を原因とすることもあります。
食品の取り扱いに注意するとともに、手洗い励行などの予防対策に努めてください。

【手足口病】
 今週は、県内すべての保健所管内で警報値を超えました。流行が続いていますので今後も注意が必要です。
引き続き、手洗いなどの感染予防に努めてください。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年8月24日更新)