2016年09月30日

平成28年・38週(9月19日~9月25日)

~定点把握対象疾患~
・ヘルパンギーナ
  仙南・塩釜・大崎・栗原・登米・石巻・気仙沼・仙台管内で警報継続中

・手足口病
  仙南・塩釜管内で警報継続中


~今週のコメント~
【ヘルパンギーナ】
 3週連続して患者報告数の減少がみられていますが、定点当たりの患者数は県内全域で警報値を超えています。流行状況は続いている と考えられ、注意が必要です。今季、保健環境センターでヘルパン ギーナ患者より検出されたウイルスは、ほとんどがコクサッキーウイルスでA6型、A10型が多い傾向です。今後、数週間は患者の多い状況は継続すると考えられます。ヒトーヒト感染が主な感染経路となりますので、保育園や幼稚園などの集団生活の場では、特に留意し手洗いやうがいの徹底など感染予防に努めてください。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成28年9月29日更新)