2017年09月01日

平成29年・34週(8月21日~8月27日)

【定点把握対象疾患】
[手足口病]
仙南、塩釜、大崎、栗原、登米、石巻、気仙沼、仙台管内で警報継続中
[ヘルパンギーナ]
登米管内で警報継続中

~今週のコメント~
【腸管出血性大腸菌感染症】
 手や足、口の中などに発疹ができることが名前の由来となっています。
ウイルス性の感染症で、咳やくしゃみなどの飛沫や、便中に排泄されたウイルスに触れることにより感染します。
患者は乳幼児が中心で、夏季に流行がみられます。
今週県内では、先週と比較して患者報告数が2倍近く増加し、全保健所管内で、警報開始基準値である5人を大幅に超えています。
流行が継続していますので、特に小さなお子さんのいる家庭では、手洗いの徹底など、感染予防対策に努めてください。

【手足口病】
 県内で、RSウイルス感染症患者が過去5年間で最も早い時期に増加していることから、県では8月31日に注意喚起を行いました。
RSウイルスは、呼吸器系の感染症で、通常は冬季に流行しますが、今年は夏季から患者数が増加しています。
石けんと流水による手洗いの徹底など、感染予防対策に努めてください。


【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年8月31日更新)