2017年08月18日

平成29年・32週(8月7日~8月13日)

【定点把握対象疾患】
  [手足口病]
 仙南、大崎、登米、石巻、気仙沼、仙台管内で警報継続中
  [ヘルパンギーナ]
 登米管内で警報継続中

~今週のコメント~
【RSウイルス感染症】
 RSウイルスにより引き起こされる急性の呼吸器感染症で、主な症状は発熱や鼻水です。
患者の咳、鼻水等からの飛沫を吸い込んだり、ウイルスが付いたものを触ることにより感染します。
特に乳幼児に多くみられ、生後6ヶ月未満の乳児では肺炎などを起こし重症化しやすいことから注意が必要です。
通常は秋から冬を中心に流行しますが、近年は流行が早く始まる傾向にあり、今シーズンは、過去5年と比較して、全国的に最も早いペースで患者報告数が増加しています。
宮城県でも患者報告数の多い状態が続いており、今後も注意が必要です。手洗い、うがいなどの予防対策に努めてください。

【宮城県保健環境センター(宮城県結核・感染症情報センター)より参照】
(平成29年8月17日更新)